田原 加奈子のブログ 二子玉川駅徒歩3分の美容室 髪質改善アトリエ ミム (atelier mim)上手なドライヤーの使い方 美しい髪を維持するためには、やっぱり毎日のお手入れが大切です。 勿論、ヘアケア剤などによるケアも大切ですが、髪へのダメージを減らすことはそれ以上に重要なことです。 そこで、今回は髪のダメージの代表でもあるドライヤーの扱い方についてご紹介します。 ■熱は髪の大敵 JIS規格では、ドライヤーの送風口から3cmまで140度未満にしなければならない規定があります。 一般的にドライヤーを使用するときの距離は5cm程度で、1200wの場合は100~110度ぐらいに達します。 仮に、この100度の熱風をしばらく髪にあてると、当然のことながら髪も熱を持ちはじめますが、髪の表面温度が60度を超えるとタンパク変成が始まり、キューティクルが剥がれやすい状態になり、ブラシやタオルの摩擦で、簡単に剥がれ落ちてしまいます。 その結果、枝毛になったりパサついた髪になったりするのです。 ■距離を離す そこで、ドライヤーの送風口から距離を離し(目安は15cm以上)、髪に届く熱風の温度を下げることが大切です。 ドライヤーと髪の距離が離れれば離れるほど、熱風の温度は下がりますので、これを上手く利用します。 ■分散させる ただ、ドライヤーと髪の距離を離し過ぎると、当然乾きづらくなりますので、離す距離にも限界があります。 そこで、ドライヤーと髪の距離を15cmほど離しながら、一ヶ所を集中して乾かすのではなく、髪が高温となる前にドライヤーを上下左右に移動させ、満遍なく乾かすようにします。 これにより髪が高温になることを防ぎます。 ■短時間の使用 満遍なく乾かすようにしても、髪の熱が十分逃げる前に再度ドライヤーのあてると当然温度が上がりますので、全体の利用時間を意識するようにします。 目安としてはショート・ミディアムが5分、ロングが8分程度です。 ■タオルで下準備 目安時間で髪が乾かない場合、水分が十分に拭き取れていない可能性があります。 そこで、ドライヤーを使用する前のタオルが重要になるのですが、濡れた髪はとてもデリケートですので、極力衝撃や摩擦を与えないよう注意しながら、余計な水分をしっかりと拭き取ります。 イメージとしては「優しく」「丁寧に」「軽く」「包み込む」ように乾かします。 大切なのはダメージを与えず、しっかりと拭き取ることですので、少し時間が掛かるかもしれませんが、焦らずに髪を扱ってください。 尚、ダメージを与えないからと言って自然乾燥はNGです。 濡れた髪はキューティクルが開いている状態ですので衝撃に弱く、また栄養分が流れ出しやすいですから、濡れた髪は速やかに乾かすようにします。 美容室で髪に栄養補給して綺麗に仕上げても、美容室に来るのは年に数回です。 綺麗な髪を維持、ダメージ予防するには何よりも毎日のお手入れが大切ですので、もし普段の乾かし方に疑問があったり、「私の髪の乾かし方は合っているの?」と思う場合は、ご来店の際にでもお尋ねくださいね。 二子玉川 美容室 アトリエミム 電話でご予約の方 03-3700-3772 ネットでご予約の方 美容室 予約 «前ページ | 記事一覧 | 次ページ»
田原 加奈子のブログ 二子玉川駅徒歩3分の美容室 髪質改善アトリエ ミム (atelier mim)上手なドライヤーの使い方 美しい髪を維持するためには、やっぱり毎日のお手入れが大切です。 勿論、ヘアケア剤などによるケアも大切ですが、髪へのダメージを減らすことはそれ以上に重要なことです。 そこで、今回は髪のダメージの代表でもあるドライヤーの扱い方についてご紹介します。 ■熱は髪の大敵 JIS規格では、ドライヤーの送風口から3cmまで140度未満にしなければならない規定があります。 一般的にドライヤーを使用するときの距離は5cm程度で、1200wの場合は100~110度ぐらいに達します。 仮に、この100度の熱風をしばらく髪にあてると、当然のことながら髪も熱を持ちはじめますが、髪の表面温度が60度を超えるとタンパク変成が始まり、キューティクルが剥がれやすい状態になり、ブラシやタオルの摩擦で、簡単に剥がれ落ちてしまいます。 その結果、枝毛になったりパサついた髪になったりするのです。 ■距離を離す そこで、ドライヤーの送風口から距離を離し(目安は15cm以上)、髪に届く熱風の温度を下げることが大切です。 ドライヤーと髪の距離が離れれば離れるほど、熱風の温度は下がりますので、これを上手く利用します。 ■分散させる ただ、ドライヤーと髪の距離を離し過ぎると、当然乾きづらくなりますので、離す距離にも限界があります。 そこで、ドライヤーと髪の距離を15cmほど離しながら、一ヶ所を集中して乾かすのではなく、髪が高温となる前にドライヤーを上下左右に移動させ、満遍なく乾かすようにします。 これにより髪が高温になることを防ぎます。 ■短時間の使用 満遍なく乾かすようにしても、髪の熱が十分逃げる前に再度ドライヤーのあてると当然温度が上がりますので、全体の利用時間を意識するようにします。 目安としてはショート・ミディアムが5分、ロングが8分程度です。 ■タオルで下準備 目安時間で髪が乾かない場合、水分が十分に拭き取れていない可能性があります。 そこで、ドライヤーを使用する前のタオルが重要になるのですが、濡れた髪はとてもデリケートですので、極力衝撃や摩擦を与えないよう注意しながら、余計な水分をしっかりと拭き取ります。 イメージとしては「優しく」「丁寧に」「軽く」「包み込む」ように乾かします。 大切なのはダメージを与えず、しっかりと拭き取ることですので、少し時間が掛かるかもしれませんが、焦らずに髪を扱ってください。 尚、ダメージを与えないからと言って自然乾燥はNGです。 濡れた髪はキューティクルが開いている状態ですので衝撃に弱く、また栄養分が流れ出しやすいですから、濡れた髪は速やかに乾かすようにします。 美容室で髪に栄養補給して綺麗に仕上げても、美容室に来るのは年に数回です。 綺麗な髪を維持、ダメージ予防するには何よりも毎日のお手入れが大切ですので、もし普段の乾かし方に疑問があったり、「私の髪の乾かし方は合っているの?」と思う場合は、ご来店の際にでもお尋ねくださいね。 二子玉川 美容室 アトリエミム 電話でご予約の方 03-3700-3772 ネットでご予約の方 美容室 予約 «前ページ | 記事一覧 | 次ページ»